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国指定天然記念物 木下貝層 (千葉県印西市)

 7月17日、木下貝層(きおろしかいそう)を見学です。住所は印西市木下799で木下万葉公園にあります。貝塚は聞き慣れていますが貝層は初めて聞く名です。駐車場に止めてから、さて何処にあるのか迷いつつ、公園の周囲を歩くと看板が出てきます。

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 説明の看板です。

国指定天然記念物 木下貝層(きおろしかいそう)

平成十四年三月十九日指定

 木下貝層は、千葉県北部から茨城県南部に広く分布しており、印西市木下で最初に調べられたので、この名前が付けられました。
 この貝層は、約12~13万年前の地層で、その頃の関東平野には、「古東京湾」と呼ばれる大きな内湾が広がっており、その内湾の波浪や潮流によって貝殻が集められ堆積したものが木下貝層です。
 ここに見られる貝化石は、タマキガイ、バカガイ、キオロシアサリ、サラガイ、マメウラシマガイなどです。また、このほかにカシパンウニもよく出てきます。
 これら貝類と同一の種類は、現在でも海岸や海岸より少し沖合いに生息しています。
 木下貝層は、当時の浅海に堆積した化石や様々な堆積構造を含むだけでなく、関東平野の地層研究の端緒となったことが、地質学的に重要であることにより、天然記念物に指定されました。
                                   印西市教育委員会

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 上の図は説明看板を撮影しました。

 大昔は海だったんですね、それにしても貝殻の状態があまり変化していないのが驚きです。

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 貝塚が人為的な堆積物に対して、こちらの貝層は自然が作った貝塚と言ったところですかね。貝がある地層の厚みもありますし、よくぞ集まったものです。

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受信: 2017年3月11日 (土) 14時41分

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